ゆずぽんブログ

CWリプレイを置いています

閑話休題10

自分絵らくがき+PTの会話です。
28話「ベルマルク館の惨劇」をお読みになったあとを推奨



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「シャルロットさん。
 あの館から帰ってきた後……、
 ジェレミーとシャルロットさんだけで共同墓地に行ったでしょう」
「その時のジェレミーの様子を教えてくれませんか」

「……」

「心配なんです。ジェレミーが普通すぎるから。
 リーダーとして動揺を見せないように、僕達のために、無理してるんじゃないかと思って」

「……少なからず、そうしてる所はあると思うわ。
 でも心配はいらないわよ」
「ちゃんと泣いてたから。涙を流してたかどうかは分からないけど。
 アリョーナの埋葬を手伝おうとしたアタシの手を振り払ったジェレミーは、
 あのかたくなな背中は、泣いていたわ」

「……どうしよう。僕、どうジェレミーに接したらいいのか分からない。
 僕のときも、皆こういう気持ちだったのかな……」

「普通でいいのよ。今まで通りでいいの。
 ジェレミーが笑ってアリョーナの名前を口にのぼらせるようになったら、
 一緒に笑ってあげたらいいの」
【 2013/11/17 (Sun) 】 運命の双六亭 | TB(0) | CM(0)
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